2025.05.08

外壁サイディングのひび割れ|原因・補修・費用・火災保険まで徹底解説【2025年最新】

外壁サイディングのひび割れのアイキャッチ

「外壁サイディングにひび割れを見つけたけれど、このまま放置しても大丈夫なの?」

サイディングは、見た目がおしゃれで人気の建材ですが、経年劣化や施工不良、地震や台風などの外的要因によって、ひび割れが発生しやすい素材でもあります。

そこでこの記事では、住宅所有者やアパートオーナーに向けて、外壁サイディングのひび割れの種類・原因・補修方法・費用相場・火災保険の活用・業者の選び方までをわかりやすく解説します。

「ひび割れが軽微なうちにどう対処すべきか」を知りたい方は、ぜひ参考にしてください。

外壁サイディングに起きやすい「ひび割れ」とは?初心者向けに解説

外壁に使われるサイディング材は、美観や耐候性に優れている一方で、経年や環境変化により「ひび割れ」が発生しやすい建材のひとつです。

サイディングの表面上に亀裂のような見た目ができ、放置したままでいると、そのままひび割れが広がって外壁の落下や建物内部への雨水浸透といったリスクが発生しやすくなります。

たとえば、国土交通省が公表している「既存住宅インスペクション・ガイドライン(平成25年6月)」でも、外壁材のひび割れについて以下のような点検項目が見つかります。

状況評価基準注意点
幅1mm未満のヘアクラック経年劣化の一環であり、美観以外への影響は小さい塗膜補修でOK
幅2mm以上の構造クラック雨水侵入や外壁内部の腐食リスクあり専門業者の診断が推奨される

また、神奈川県県土整備部が公開している「建築物の維持保全の手引き」でも、外壁の劣化が防水性能・断熱性能・構造体劣化に波及すると説明されています。

【株式会社マーク担当者のコメント】
住宅所有者やアパート・マンションの管理者(オーナー)は、外壁サイディングのひび割れがひどくなる前に、補修といった対策が必要です。早めの対策しない高額な補修費がかかりやすくなるので、まずは補修のプロに相談することをおすすめします。

なお神奈川県にあるアパートの外壁塗装や大規模修繕工事は株式会社マークにご相談ください。

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よくある外壁サイディングのひび割れの状態

外壁サイディングに生じる「ひび割れ」は、用いられている素材や築年数によってひび割れの状態が少しずつ変化します。

参考として以下より、外壁サイディングの種類ごとのひび割れイメージを紹介します。

窯業系サイディングの場合

窯系サイディングのイメージ
出典:国土技術政策総合研究所「住まい手のための材料・部材選択シート」

窯業系サイディングは、日本の住宅やアパートで多く採用されている外壁材です。コンクリートやセメントに似たざらざらとして手触りであり、経年劣化などにより、次のようなひび割れが発生します。

  • サイディング表面のひび割れ
  • サイディング端部の欠け
  • サイディング間に設けられたコーキングの割れ

【株式会社マーク担当者のコメント】
窯業系サイディングはセメント系素材なので、紫外線や雨風を直接受ける南面では特に劣化が進みやすいです。10年を過ぎると表面塗膜が粉をふいたようになり(※チョーキング現象)、そのまま放置するとひび割れ→欠け→浸水と連鎖的に悪化します。

金属系サイディングの場合

金属系サイディングは、軽量かつ高耐久という特徴をもつ外壁材です。屋根材としてもよく利用される「ガルバリウム鋼板」「アルミ合金製」などでできており、レンガ調などの見た目に加工されて用いられることがあります。

そんな、金属系サイディングに起きるひび割れの種類は次の通りです。

  • 接合部の劣化によるひび割れ
  • 錆が起因するひび割れ
  • 経年劣化によるパネルの浮き・反りによるひび割れ

【株式会社マーク担当者のコメント】
金属サイディングは軽くて丈夫ですが、熱による膨張の影響は意外と大きいです。しっかりと固定されていないと、築7〜10年で浮きや反りが見られることがあります。

樹脂系サイディングの場合

樹脂系サイディングのイメージ
出典:旭トステム外装株式会社「WALL-J 樹脂サイディングカタログ2025.1」

樹脂系サイディングはプラスチック素材(塩化ビニル)でつくられた外壁であり、軽量かつ柔軟性があり、ひび割れに強い素材とされています。ただし、次のような影響を受けてひび割れが発生することも少なくありません。

  • 紫外線による脆化(ぜいか)
  • 気温差による乾燥収縮

【株式会社マーク担当者のコメント】
樹脂系サイディングは柔軟性があるため、ひび割れに強い印象をもたれがちですが、紫外線と熱には弱く、実際には「波打ち」「反り」での相談が多いです。施工方法にもコツがあり、下地の通気設計やビス留めの間隔にミスがあると、数年で見た目が悪くなります。

木質系サイディングの場合

木質系サイディングは木材でつくられている外壁材です。自然素材の温かみを感じますが、木材の特徴である次の要因などでひび割れや反りが発生しやすくなります。

  • 降雨時や湿気が多い時期の「吸水」
  • 気温差や季節性の「乾燥による収縮」

【株式会社マーク担当者のコメント】
木質系サイディングは、しっかり管理すれば30年以上もつ素材ですが、放置すればすぐに傷んでしまう材質でもあります。特に「塗膜の劣化が起点になりやすい」のが特徴ですので、塗り直しのタイミングを逃すと、割れや剥がれが連鎖的に発生します。

外壁サイディングのひび割れが起きる原因一覧

外壁サイディングに発生する「ひび割れ」には、大きく3種類の原因が関係しています。

原因内容起こりやすい場所・素材補足
【1】経年劣化・紫外線・乾燥収縮時間の経過や紫外線劣化で塗膜が剥がれやすくなり、乾燥により表面に細かいクラックが入る窯業系、木質系
(特に南面)
幅1mm未満のヘアクラックが主
【2】コーキング劣化・施工不良目地のシーリング材が硬化・剥離し、外壁に力がかかることでひびが入る全素材
(とくに窯業系)
コーキングのひび割れから壁材欠けに進行することも
【3】地震・強風・建物の動き地盤沈下や風揺れなどで外壁がミクロに動き、応力集中でひびが入る築浅物件やリフォーム後構造クラック(2mm以上)も見られる

実際に、国土交通省が定める「既存住宅インスペクション・ガイドライン(平成25年6月)」にも、外壁の点検項目として以下のような分類が明示されています。

  • 構造的要因|基礎や柱の変形による応力集中
  • 材料劣化|塗膜剥離・乾燥収縮によるクラック
  • 雨仕舞不良|コーキング劣化や防水層の不良

ひび割れの原因は「経年」「施工ミス」「自然災害」で補修対応が変わるため、まずは原因の特定が重要です。ひび割れなどを見つけた場合には、早めの建物診断を受けて補修を検討しましょう。

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新築でもひび割れる?損傷が始まるのは何年目?

住宅やアパートも含め、新築だったとしても施工不良や外的要因により、3年以内にひび割れが発生するケースも珍しくありません。

参考として以下に、外壁サイディングに損傷が起きやすい時期の目安をまとめました。

築年数主な原因備考
0〜3年以内施工不良(下地処理・コーキング不良・通気不足)新築でもあり得る。住宅保証の対象期間
4〜10年経年劣化(乾燥収縮・紫外線・防水機能の低下)再塗装・補修が必要な初期タイミング
10年以上劣化の進行、構造への影響目地の切れや雨漏りなどの実害も

なお、国土交通省の「住宅瑕疵担保履行法」により、新築建物の構造部分に10年間の瑕疵保証義務が課せられています。ひび割れが構造耐力上主要な部分に影響を及ぼしている場合には、保証の対象となる可能性が高いので、築浅の損傷はすぐに原因を探ることが重要です。

【株式会社マーク担当者のコメント】
構造部分や雨漏りに影響していない場合は、保障対象外となります。非常に見極めが難しいので、まずは施工業者に相談するのがおすすめです。

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また定期的な集合住宅のメンテナンス・修繕を検討している方は、以下の記事もチェックしてみてください。

外壁サイディングのひび割れを放置するとどうなる?

「小さなひび割れだから問題ないか」と、外壁サイディングのひび割れを放置すると、雨漏り・断熱性能の低下・構造劣化といった深刻な二次被害につながるおそれがあります。

またひび割れ放置で家賃下落のリスクもあるため、以下より、住居での生活やアパート経営に影響するポイントを詳しく解説します。

雨漏りが発生しやすくなる

外壁のひび割れを放置すると、そこから雨水が浸入して、雨漏りのリスクが一気に高まります。

特に「窯業系サイディング」「木質サイディング」は吸水性が高く、割れ目から水が内部へ浸透して、次のような問題を引き起こすかもしれません。

  • 断熱材の腐食
  • 壁内結露
  • カビの発生

また、外壁から起きる雨漏りは国土交通省の「既存住宅インスペクション・ガイドライン(平成25年6月)」でも次のように、点検項目が設けられています。

早期発見できれば、コーキング補修やひび割れ注入工事で劣化の進行を防止できるので、軽微なクラックだからと放置しない(見逃さない)ように注意しましょう。

断熱性能が劣化しやすくなる

外壁サイディングにひび割れがあると、そこから湿気や外気が壁内に侵入し、断熱材が濡れたり劣化したりします。

特に断熱材として「グラスウール」などの素材を使っている場合には、一度濡れると断熱効果が大きく低下。元には戻りません。

上記の結果、外壁の補修だけでなく、断熱材の交換など補修規模と補修費が増えやすくなるため、早めに補修するのがおすすめです。

【株式会社マーク担当者のコメント】
断熱材が悪くなった状態を放置すると、冷暖房の効きが悪くなり、光熱費が上昇するケースもあります。見た目以上に住環境へ与える影響は大きいと覚えておきましょう。

資産価値が低下してしまう

外壁のひび割れ、そしてそこから問題が波及していくと、建物自体の資産価値が落ちてしまうかもしれません。

たとえば「将来家を売りたい」「なるべく高値でアパートの家賃を設定したい」と考えているなかで、ひび割れやそこから損傷が起きてしまうと、売却査定で数十万円単位のマイナスとなったり、家賃を下げないと入所者が現れなくなったりします。

見た目的にも建物の性能的にもマイナスなことが起きてしまうため、早めの補修を心がけてください。

外壁サイディングのひび割れ補修方法と補修材の種類

外壁サイディングにひび割れが発生した場合には、割れの幅や深さ、損傷の状況にあわせて補修方法を決める必要があります。

参考として以下に、ひび割れの状態に合わせて選定されやすい項目を整理しました。

ひび割れの種類症状の特徴主な補修方法
ヘアクラック
(微細な割れ)
塗膜の表面に細かく出る線状の割れ表面塗装・下地補修
幅2mm以上の割れ溝や段差が明確であり、雨水侵入のリスクがあるひび割れ注入工法
幅5mm程度の割れ奥行きのある深い割れであり、下地が露出することもあるひび割れ充填工法
サイディングの欠け・破損板の角や端部が物理的に割れているパテ成形+塗装補修
コーキングの割れ・剥離目地のゴムが切れる・剥がれる・硬化するコーキング打ち替え工法
ボード間の浮き・反りによる亀裂板同士が動いてひび割れが発生している部分張替え or 増し打ち補修
再塗装時の割れ再発過去に補修したひびが再び現れる旧塗膜の除去+多層塗装
参考1:国立研究開発法人土木研究所「コンクリート構造物の補修対策マニュアル(案)」
参考2:国土交通省「補修・補強工事」
参考3:国土交通省「民間賃貸住宅の計画修繕ガイドブック」

補修工法の種類が多岐に渡るのは、サイディングの材質(窯業系・金属系・樹脂系など)や施工状態によって、ひび割れの性質が変わるためです。

施工業者から見積もりを取るとき、どのような補修が実施されるのかの参考にしてみてください。

また、上記補修のなかでも外壁塗装を検討している方は、以下の記事もおすすめです。

外壁サイディングのひび割れは自分でDIY & 業者のどちらがおすすめ?

結論として、以下の理由からひび割れ補修をDIYするのはおすすめしません。

  • 専門知識がないとひび割れを見逃すため
  • 高所作業が発生して落下・転落の恐れがあるため
  • 補修品質が悪いとすぐに劣化が進行するため

なお、材料選びや施工手順を誤ると逆効果になる可能性もあるので、経験がない場合には業者依頼が安全です。

また厚生労働省の「人口動態統計月報年計(令和4年)」によると、不慮の事故のうち、転落等による死亡者の割合は10%程度あるなど、頻繁に起きていることがわかります。(年間で1万人以上)

上記のことを踏まえても、知識がないなかで高い場所の作業をするのは危険ですので、専門業者に任せておくのが安心です。

専門業者によるひび割れ補修の費用相場【2025年最新版】

外壁サイディングのひび割れ補修は、症状のレベルや施工方法により価格が大きく異なります。以下に、一般的な相場感をまとめました。

補修内容費用の目安(税込)備考
ヘアクラック補修
(塗装)
約5,000円〜/m²微弾性塗料を用いた表面補修。広範囲になると塗装単価で算出される
ひび割れ注入工法
(幅2mm〜)
約2,000〜5,000円/mエポキシ樹脂またはシーリング材の注入
ひび割れ充填工法
(幅5mm以上)
約3,000〜8,000円/m割れの深さにより複層充填が必要なケースあり
欠損部のパテ成形+再塗装約10,000〜30,000円/箇所欠けや破損部の整形と仕上げ塗装まで含む
コーキングの打ち替え約900〜1,200円/m足場が必要な場合は別途費用が発生
足場設置費用約15,000〜20,000円/日2階以上の作業でほぼ必須。作業規模により変動
※補修業者などの費用の平均値を掲載

【株式会社マーク担当者のコメント】
上記の単価はあくまで目安です。詳しい費用を知りたい方は、まず無料見積もりを取得するのがおすすめです。

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外壁サイディングのひび割れ補修費用を抑えるコツ

外壁サイディングの補修費用は、建物の規模が大きければ大きいほど高額になります。

そのため、少しでも予算を抑えたいと考えている方は、次のポイントを押さえて動き始めてみてはいかがでしょうか。

節約のコツ内容
【1】相見積もりを取る同じ補修内容でも価格差が数万円出ることもある。2〜3社以上に依頼が基本
【2】小規模のうちに早めに対応するクラック拡大後よりも軽度の段階で修理した方が工賃・材料費ともに安い
【3】火災保険の活用台風・強風・地震などが原因なら、保険適用で補修費0円になることも
【4】外壁塗装や他の補修とセットにする足場代が一度で済むため、同時施工での割引が受けられるケースが多い
【5】地元密着業者を検討する大手よりも管理コストが低く、価格交渉しやすい傾向がある
【6】補助金を活用する自治体によっては工事費の一部を補助してくれる。数十万円の節約になることも

【株式会社マーク担当者のコメント】
費用を抑えたい場合は、なるべく早めにまとめて工事することが鉄則です。ひび割れ以外にも補修すべき損傷がある場合には大規模修繕工事も検討してみてください。

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信頼できる補修業者の5つの選び方

住宅やアパートの外壁サイディングにできたひび割れ補修は、その分野に強く実績の多い業者に相談することからスタートしましょう。

参考として、高品質なサポートを受けられる補修業者の選び方をまとめました。

また、神奈川県でアパート・マンションのひび割れ補修・大規模修繕を相談したい方は、以下の記事もチェックしてみてください。

【選び方1】補修内容の詳細と範囲が明確か

信頼できる業者は、どの部分をどんな方法で補修するのかを写真や図面付きで具体的に説明してくれます。

たとえば「ここは補修不要」「ここは注入処理が必要」などの明示がない場合、あとから追加費用のトラブルが起きるかもしれません。

金銭的なトラブルを避けるためにも、見積もり時点で補修の範囲・方法・使用する材料が明示されているかをしっかり確認しましょう。

【選び方2】施工保証はあるか

外壁サイディングの補修は、施工後1年以内に再劣化が発生するケースもあるため、補修後の保証の有無が信頼できる業者を選ぶ判断基準になります。

たとえば信頼できる業者は「ひび割れの再発には1〜5年保証」などの条件を提示してくれることが一般的です。

保証書を発行してくれるかどうか・保証内容が明確かを契約前に必ずチェックしましょう。

【選び方3】現地調査・見積もりが無料 & 義務付けられているか

優良業者は、施工前に必ず現地調査を実施し、無料で見積もりを出してくれます。

電話だけで価格を提示してくる業者は、実際の施工で追加費用を請求してくる可能性があるので「現地確認→写真撮影→状況説明→見積もり提示」まで一貫して対応してくれるかを見極めましょう。

【株式会社マーク担当者のコメント】
株式会社マークも無料の診断・見積もりを提供しています。神奈川県のアパートの補修を検討中の方は、ぜひお問い合わせください。

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【選び方4】火災保険・瑕疵保険の利用サポートがあるか

台風・雪・地震によってできたひび割れなどの場合、火災保険の適用対象になることがあります。

そして、こうした保険申請に不慣れな施主(オーナー)のために、書類作成や写真撮影を無料でサポートしてくれる補修業者も増えています。

費用負担を抑えるためにも、保険対応実績のある業者かどうかを事前に確認しておくと安心です。

【選び方5】ホームページや口コミで会社の実績・評判を確認できるか

補修業者を選ぶ際には、ホームページに以下の情報が整っているかを確認しましょう。

  • 施工事例、実績紹介
  • スタッフ紹介
  • 会社情報

また、Googleマップや口コミサイトでの評価・実際の顧客の声も重要な判断材料になります。

安心して相談できるのかをチェックするためにも、会社の情報を集めたうえで相談をスタートしましょう。

【株式会社マーク担当者のコメント】
上記の情報は、株式会社マークも公開しています。興味がある方は、ぜひご参考ください。

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外壁サイディングのひび割れについてよくある質問【FAQ】

ひび割れはDIYのコーキングだけで補修できますか?

軽度なヘアクラックであれば、コーキングや補修スプレーでDIY可能なケースもあります。ただし、高所作業における転落のリスク、また施工不良による補修ミスを防ぐためにも、まずは一度プロの診断を受けるのが安全です。

火災保険はどんなケースで使えるの?

台風・大雪・地震・落下物など、自然災害によって生じたひび割れは火災保険の適用対象になる可能性があります。ポイントは「経年劣化」ではなく「突発的な外的要因」があること。現場写真や原因説明が必要になるため、火災保険申請のサポート実績がある業者に依頼するのがスムーズです。

補修してもまた割れませんか?

適切な材料と工法で補修すれば、同じ箇所に再度ひび割れが発生するリスクは大幅に下がります。ただし、下地の構造劣化や地盤のゆがみ、施工不良が残っている場合は再発する可能性もあるため、施工保証が付いている業者に依頼するのが安心です。

さらにQ&Aをチェックしたい方はこちら

外壁サイディングに「ひび割れ」を見つけたら早めの相談を

外壁サイディングのひび割れは、見た目が小さくても放置すれば雨漏りや断熱性能の低下、建物全体の資産価値にまで影響が出てしまうかもしれません。

そのため、住宅やアパートの外壁にひび割れを見つけたら、まずは施工業者に相談することから始めてみてください。

【株式会社マークからのご案内】
株式会社マークでは、神奈川県内のアパートを対象に、大規模修繕工事を見据えた建物の「無料点検」「補修相談」を承っております。「まだ直さなくても大丈夫?」という軽微な状態でも、お気軽にご相談ください。

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監修・執筆|この記事は株式会社マークの編集チームにて作成しております。なお掲載している国・機関の情報は最新情報にもとづき適切に編集を実施しています。

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