コラム
外壁塗装は10年だと早すぎる?15年・20年放置における費用相場の違いやお金がない場合の対処法【2025年】

「外壁塗装は10年ごとにやるべき?」
「15年や20年経ってからやってもいいの?」
このように、外壁塗装の工事を行うタイミングにお困りではないでしょうか。実際、ネット上の知恵袋やSNSでは「10年はまだまだ大丈夫」「むしろしなくてもいい」という声を目にすることも少なくありません。
ですが、外壁塗装を実施すべきサインを見逃したまま放置すると、修繕費用が膨らんだ…と後悔するケースもあるんです。
そこでこの記事では、アパートの大規模修繕の実績が豊富な「株式会社マーク」が、外壁塗装が10年ピッチだと早いのか、遅いのかについて解説します。また、以下の疑問にも答えていきます。
【この記事でわかること】
(1)年数に関係なく再塗装すべき体タイミングとは?
(2)20年放置しても問題ない場合もあるの?
(3)外壁塗装のお金がないと困ったらどうすべき?
(4)外壁塗装って実際どれくらいの費用がかかるの?
さらに、外壁塗装工事やアパート・マンションで実施する大規模修繕工事で重要な「業者選びのポイント」も紹介しています。
費用シミュレーションも載せているので、どのタイミングで外壁塗装をすべきか迷っている方は、ぜひチェックしてみてください。
外壁塗装「10年ルール」は早い?本当?嘘?
「外壁塗装は10年でやるべき」という噂に対し、「早すぎる」「必要ない」という声も多く見られます。
結論として、10年という数値はあくまで「平均的な目安」であり、すべての建物に適用できるわけではありません。
たとえば、マテリアルライフ学会誌に掲載されている「塗装塗膜の美観的機能の劣化 と評価法(山本 隆 2002年3月)」によると、次のような影響で塗装の劣化が進むとまとめられています。
- 紫外線
- 塗装材の種類
- 雨(酸性雨)
- 虫の死骸
- 塗装された下の金属の腐食
(参考:マテリアルライフ学会誌「塗装塗膜の美観的機能の劣化 と評価法(山本 隆 2002年3月)」PDF)
以上より、塗料の種類が劣化しやすいものを使っていたり、建物が立地する環境(海沿いである・日当たりが良い(悪い)・風通しが悪い)が悪かったりすると、劣化のスピードが速まりやすい傾向です。
複数の要因によって、住宅もアパートもマンションも、10年で再塗装すべきか、またそれよりも早く(遅く)実施すべきかが違ってくる点に注意してください。
【株式会社マーク担当者のコメント】
10年はあくまで“ひとつの指標”でしかありません。塗料の種類や地域環境、過去の施工状態を見て、総合的に判断するのがプロの仕事です。
「10年は早すぎる」と言われる理由|知恵袋情報をプロが解説
Web上で外壁塗装の頻度について調べてみると、次のように「10年で外壁塗装は早すぎる」と考える人も少なくありません。
むしろ、そんなにする人多いですか??
塗ったらもとの柄がベタ一色になってしまうし、そもそも問題がなければ塗る必要ないのだし。
引用:Yahoo!知恵袋の回答より
特にネット掲示板や知恵袋では、「うちは15年でも問題ない」「10年で塗るのは業者の営業トークでは?」といった声が目立ちます。
結論、実際にアパートの大規模修繕を提供している株式会社マークの見解として、建物の状況を見ずに「10年=早すぎる」と断定するのは危険です。
たとえば、令和3年に国土交通省から公開された「マンション大規模修繕工事に関する実態調査」によると、1回目の大規模修繕(外壁塗装含む)を築15年以下で実施している人が、全体の5割であることがわかっています。

一見すると「じゃあ15年ごとでいいのでは?」と思われてしまうかもしれませんが、あくまで「以下」です。なかには10年以下で実施している建物も含まれているため、早すぎると思うのはよくありません。
また、外壁塗装の劣化は目に見えない場合がある点に注意してください。外観は問題なくても、実際には防水機能が劣化しているといった場合もあります。「見た目が変わっていないから大丈夫だろう」と素人判断で動くと、後々の修繕費用の増加につながってしまうかもしれません。
以上より、外壁塗装の工事が必要かどうかは、プロに建物診断を依頼しなければ、わからないケースもあると覚えておきましょう。
【株式会社マーク担当者のコメント】
「早いかどうか」は“建物の状態”と“塗料の種類”によって判断するべきです。10年で一度、専門業者に外壁診断だけでも依頼してみてください。
▶ 株式会社マークでは神奈川県の建物診断を「無料提供」
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塗装時期は建物ごとに違う!見るべき劣化サイン一覧
「外壁塗装の時期は築10年が目安」と言われますが、すべての建物に同じタイミングが当てはまるわけではありません。
実際には、使われている外壁材や塗料の種類、立地条件によって、劣化の進行具合は大きく異なります。参考として以下に、再塗装すべき外壁の状況・サインをまとめました。
劣化サイン | 症状の概要 | 塗装の必要度 |
---|---|---|
チョーキング現象 | 手で触れると白い粉がつく(塗膜劣化) | ★★★(早急に対応) |
ヘアークラック | 髪の毛ほどの細いひび割れ | ★★☆(経過観察) |
構造クラック | 幅0.3mm以上の深いひび割れ | ★★★(早急に対応) |
コケ・藻・カビの繁殖 | 外壁表面の黒ずみ・緑色の斑点 | ★★☆(洗浄+塗装) |
シーリングの割れ | 目地や窓枠まわりのゴム材の破断 | ★★★(打ち替え必須) |
塗膜のはがれ・膨れ | 外壁の一部がめくれたり、浮いている状態 | ★★★(緊急対応) |
塗装が劣化する兆候は「色あせ」だけではありません。
目に見えない内部劣化も再塗装のタイミングに含まれるので、築年数に関わらず、気になる症状がある場合は、早めにプロの診断を受けることをおすすめします。
【株式会社マーク担当者のコメント】
1階部分なら近接目視ができますが、2階以上となると自分では外壁の状況をチェックできません。詳しい建物診断はプロにお任せください。
▶ サイディングに発生した「ひび割れ」の原因を知りたい方はこちら
「20年塗装してない建物」って大丈夫?よくある勘違い
「うちは20年以上外壁塗装をしていないけれど、まだ大丈夫そう」と感じている方も多いのではないでしょうか。
確かに、見た目に大きな異常がなければ「まだ平気」と判断しがちですが、それは大きな誤解です。
もし気にせず放置すると、次のようなトラブルに発展する場合もあります。
【20年未塗装で生じやすい実害例】
(1)雨水の侵入により、柱の根本が腐ってシロアリ被害に発展した
(2)サイディング目地が劣化し、隙間から断熱材が濡れて効果低下した
(3)外壁からの熱の侵入が増え、夏の電気代が1.5倍になった
参考として以下に、再塗装が必要ないケース、必要なケースを整理しました。
塗らなくても平気なケース
一部の建物では必ずしも“20年で塗り替え”が必要というわけではありません。
以下に、塗らなくても良い条件を整理しました。
条件 | 内容 | 備考 |
---|---|---|
高耐久の塗料を使用 | 無機・フッ素・光触媒など | 耐用年数15~20年で表面劣化が出にくい |
日照・湿気・塩害の影響が少ない立地 | 北向き・内陸・風通し良好 | 劣化スピードが遅く外見の変化が少ない |
外壁がタイルや金属など非塗装系素材 | タイル・ガルバリウムなど | そもそも塗装が不要またはメンテ周期が長い |
前回施工の品質が高い | 下地処理・コーキング処理が丁寧 | 劣化が遅れやすくメンテ時期が伸びる傾向 |
ただし、これは上記のような「条件がそろっている場合」に限られます。
根拠もなく塗装を先延ばしにするのは危険です。
【株式会社マーク担当者のコメント】
どんなに建物に問題がなかったとしても、建物診断だけは定期的に実施しておくべきです。できれば5年に1回のペースで診断を利用しましょう。
手遅れになる一歩手前の危険信号
外壁の塗装時期を見誤ると、劣化が進行して、大規模な修繕や張り替えが必要になるケースも少なくありません。
そうなる前に気づくべきなのが、次の「手遅れになる一歩手前の危険信号」です。
危険信号 | 内容 |
---|---|
外壁が浮いている or 剥がれている | 塗膜の密着力低下。雨水の侵入リスクが非常に高い |
構造クラック(深いひび割れ) | 幅0.3mm以上のひび割れは構造への影響も出る可能性あり |
コーキングが裂けている | シーリングの防水機能が失われており、内部劣化を誘発する |
雨染み・黒ずみが出ている | 内部に水が浸入しているサイン。下地材の腐食や断熱低下も |
外壁にカビや藻が発生している | 通常の汚れではなく、湿気や塗膜劣化が原因の可能性が高い |
危険信号は「目立つほど深刻」と言っても過言ではありません。
また、小さなひび割れや剥がれを放置すると、雨漏り・断熱材の劣化・シロアリ被害につながる可能性もあるので、見逃さず、早めの診断・対処で手遅れを防ぎましょう。
塗装材ごとの劣化スピード比較
塗装の劣化スピードは、使用する塗料の種類によって大きく異なり、費用対効果にも直結します。
まずは塗料ごとの特性と耐久性をしっかり比較しておきましょう。
塗料の種類 | 耐用年数の目安 | 特徴・メリット | 向いている人/建物タイプ |
---|---|---|---|
アクリル塗料 | 5〜8年 | 最も安価。塗膜はやや弱い | 短期間だけ保たせたい建物 |
ウレタン塗料 | 7〜10年 | 柔軟性があり細部の塗装に強い | 費用を抑えたいがある程度の耐久も欲しい人 |
シリコン塗料 | 10〜13年 | コストと耐久のバランスが良い | 一般的な住宅全般 |
フッ素塗料 | 15〜20年 | 高耐久・防汚性が高い | 長くメンテナンスしたくない人 |
無機塗料 | 20〜25年 | 非常に高耐久・耐熱性も◎ | 高級住宅やメンテ最小限を望む人 |
たとえば、建物建築時に使った塗料が単価の安いアクリル塗料なら、耐用年数短いため、築10年以下で再塗装が必要になるかもしれません。
対して、費用は高いものの、フッ素塗料や無機塗料は15年以上もつことから、塗装のトータルコストを下げられます。
【株式会社マーク担当者のコメント】
外壁塗装の塗料選びによって、工事回数や頻度が大きく変化します。外壁の再塗装をする際には、改めて施工会社と塗装材選びをするのがおすすめですよ。
お金がない場合に検討すべき3つの対策
「そろそろ外壁塗装が必要かも」と思っても、まとまった費用がすぐに用意できないという方も少なくありません。
ですが、予算が限られている場合でも選べる現実的な選択肢は複数あります。
ここでは、外壁塗装にかかる費用負担を軽減できる3つの方法を紹介します。
【対策1】助成金・補助金の活用
まず検討したいのが、国や自治体の外壁塗装向け助成金や補助金制度です。特に以下のようなケースでは補助対象になることがあります。
建物の外壁塗装はもちろん、アパートやマンションの大規模修繕の費用に助成金・補助金を適用できることも多く、特に以下のようなケースでは補助対象になることがあります。
- 築20年以上の木造住宅で、耐震性や省エネ性能の向上を伴う塗装
- 高齢者の住む住宅で、安全性確保のために行う外壁修繕
- 自治体の「住宅リフォーム支援事業」に該当する工事
補助金額は5〜30万円前後と地域によって差がありますが、適用されれば大きな負担軽減になります。補助制度は「気づかないまま使わずに終わる」ケースも多いため、早めに自治体窓口か業者に相談を。
【株式会社マーク担当者のコメント】
当社が対応している神奈川エリアの補助金について知りたい方は、以下の記事で詳しく解説しています。費用を抑えたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
▶ 神奈川県のアパート・マンションの大規模修繕に使える補助金をチェックする
【対策2】分割払い・ローンの活用
補助金の対象外だった場合でも、工事業者との分割払いを契約する、また金融機関からリフォームローンを借入すれば、まとまった出費を避けることが可能です。
まず外壁塗装といった工事は数十万円規模で費用がかかるため、分割払いに対応している工事業者も少なくありません。
【株式会社マーク担当者のコメント】
当社も分割払いへの対応が可能です。ぜひご相談ください。
またリフォームローンについては、次のような種類を利用できます。
種類 | 特徴 |
---|---|
リフォームローン(無担保型) | 金利2〜4%、借入期間5〜10年が一般的 |
提携ローン(施工会社経由) | 業者と提携している信販会社のローンを利用 |
フリーローン(銀行・信販会社) | 条件はやや厳しめだが使途自由 |
「ローンは不安」という声もあると思いますが、支出を毎月数万円程度(目安)に分割できるのが魅力です。一括で費用を支払えない方は、分割払いも検討してみてください。
【対策3】塗装を最小限に抑える「部分補修」を選択
「どうしても今は全体塗装は難しい…」という場合でも、応急的に“部分補修”で対応できるケースがあります。
以下に、部分補修で対応できる一例をまとめました。
- 一面のみ色あせ・剥がれが進んでいる
- コーキングのひび割れ部分だけを打ち直す
- 屋根は塗装済みで、外壁だけを施工する
部分補修では、塗装範囲分の施工費用と塗料といった材料費などを削減できるのが魅力です。
「数年以内に再施工を予定している人」に向いている対策ですので、まずは診断だけ受けて、必要最低限の施工範囲を選ぶことをおすすめします。
【株式会社マーク担当者のコメント】
部分塗装は1回当たりのコストを抑えられる便利な工事ですが、トータルコストは全体塗装と比べて割高です。それも踏まえて部分補修を検討している方は、プロへの相談からスタートしましょう。
▶ 神奈川県の部分補修・修繕はマークにおまかせ(こちらをクリック)
アパート・マンションは修繕積立金で対応可能
外壁塗装が必要になったとき「アパートやマンションの場合は誰が費用を負担するの?」と疑問に思う方も多いでしょう。
結論として、分譲マンションや賃貸アパートの場合、ほとんどのケースで“修繕積立金”や“オーナー資金”が使われます。
特に物件のオーナーの場合には、居住者などから定期的に修繕積立金を集めるのが一般的です。
事前に貯めておいた費用を使って外壁塗装に対応できるため、すべて自費での対応が必要なわけではないと覚えておきましょう。
外壁塗装の費用相場【シミュレーション付き】
外壁塗装にかかる費用は、再塗装単体で済むのか、それとも別途ひび割れ補修といったコストがかさむのかによって金額が増減します。
本項では、アパートの外壁塗装をベースとして、10年・15年・20年ごとに実施した場合の費用の目安をまとめました。
※一般的なシリコン塗料を使用したケースをベースとしています
※屋根塗装・付帯部塗装は別途費用が発生します
※費用には材料・作業・足場込み・下地処理なども含まれています
10年ごとに外壁塗装をするといくら?
10年ごとに外壁塗装をする場合の工事単価は、㎡当たり3,500円(材料・作業・足場込み)です。(参考:株式会社マーク「外壁塗装のパッケージ料金」)
まず10年ごとに外壁塗装を実施する場合には、劣化が起きる前に塗り替えを実施するため、再塗装だけで済むケースがほとんどです。
参考シミュレーションとして以下に、建物の規模感別の費用目安をまとめました。
高さ | 幅 | 奥行き | 合計面積 | 費用相場の目安 |
---|---|---|---|---|
8m (およそ二階建て) | 10m | 10m | 160㎡ | 56万円 |
同上 | 15m | 同上 | 200㎡ | 70万円 |
同上 | 20m | 同上 | 240㎡ | 84万円 |
同上 | 30m | 同上 | 280㎡ | 98万円 |
15年ごとに外壁塗装をするといくら?
15年ごとに外壁塗装をする場合には、外壁塗装に加えてひび割れ補修といったコストがかさむケースも多いため、工事単価は、㎡当たり5,000~7,000円(材料・作業・足場込み)になることも少なくありません。
高さ | 幅 | 奥行き | 合計面積 | 費用相場の目安 |
---|---|---|---|---|
8m (およそ二階建て) | 10m | 10m | 160㎡ | 80~112万円 |
同上 | 15m | 同上 | 200㎡ | 100~140万円 |
同上 | 20m | 同上 | 240㎡ | 120~168万円 |
同上 | 30m | 同上 | 280㎡ | 140~196万円 |
20年ごとに外壁塗装をするといくら?
20年ごとに外壁塗装をする場合には、ひび割れ補修や断面修復といった工事が必要になってくるため、単価は㎡当たり8,000~10,000円(材料・作業・足場込み)程度を目安にするのが良いでしょう。
高さ | 幅 | 奥行き | 合計面積 | 費用相場の目安 |
---|---|---|---|---|
8m (およそ二階建て) | 10m | 10m | 160㎡ | 128~160万円 |
同上 | 15m | 同上 | 200㎡ | 160~200万円 |
同上 | 20m | 同上 | 240㎡ | 192~240万円 |
同上 | 30m | 同上 | 280㎡ | 224~280万円 |
なお、築年数が古い建物の場合、外壁塗装だけではなく、ほかにも複数の補修を含めた「大規模修繕」を実施するケースが多いです。
その際にかかる費用の目安を詳しく知りたい方は、以下の記事をチェックしてみてください。
▶ アパートの外壁塗装の費用相場を知りたい方はこちら
▶ アパートの大規模修繕にかかる費用を知りたい方はこちら
外壁塗装を後悔しないための業者選びのポイント
外壁塗装は高額な出費をともなうだけではなく、施工の質が建物の寿命を左右する重要な工事です。そのため、信頼できる工事業者選びが、費用対効果や塗装の品質を左右すると言っても過言ではありません。
対して何も比較せずに業者を選んでしまった人の場合には「費用の安さだけで選んだらすぐに不具合が出た」「見積もり金額よりも高額な追加料金が発生した」など、業者選びを後悔する声が後を絶ちません。
そこで、重視したい業者選びのポイントを整理しました。
業者選びのポイント | 備考 |
---|---|
見積もりは最低でも3社以上を比較する | ・1社だけだと高い金額でも気づけない ・工事項目や施工範囲の違いを見極められる |
資格保有者がいるか (外装劣化診断士・建築士など) | ・外装劣化診断士・建築士などの有資格者がいれば診断力が高く、トラブルも減る |
施工実績・口コミの確認を怠らない | ・実績を開示できない業者は要注意 ・Google口コミや第三者サイトで評判を確認する |
「10年保証」の内容を過信しない | ・施工不良のみが対象のケースも多い ・年1回の点検が保証条件になっていることもある ▶︎ 保証書の対象範囲と免責事項を確認 |
塗料メーカーの認定施工店かどうかを確認 | ・日本ペイントやエスケー化研などの認定があると施工品質が安定しやすい |
「工事は業者選びで9割決まる」と言われるほど、外壁塗装の成功・失敗が変化します。上記のチェックポイントを参考にして、相性の良い業者を探してみてください。
【株式会社マーク担当者のコメント】
神奈川県の大規模修繕を工事業者に依頼したい場合には、以下の記事をチェックしてみてください。おすすめの業者や特徴について解説しています。
よくある質問【FAQ】
外壁塗装は必要ないって本当?
外壁塗装は、建物を紫外線や雨風から守る「保護機能」を担っており、見た目だけでなく劣化防止にも重要です。一部の外壁材(タイルなど)では不要とされるケースもあるため、所有する建物の外壁材を再確認しましょう。
外壁塗装は10年しなくても問題ない?
建材や塗料の種類によりますが、多くの外壁塗料は7〜10年程度が耐用年数の目安です。10年以上放置すると、ひび割れ・雨漏り・内部腐食などのリスクが高まるため、定期的に建物診断を実施して、適切なタイミングで再塗装しましょう。
外壁塗装の費用が払えないときはどうすればいい?
自治体の助成金・補助金を活用したり、分割払いやリフォームローンを検討するのが有効です。劣化が進む前に部分補修で対応する選択肢もあります。
外壁塗装の助成金って誰でも使えるの?
条件は自治体によって異なりますが「築年数が一定以上」「耐震基準適合」「地元業者の利用」などの要件があるのが一般的です。申請前に自治体のHPを確認しましょう。
アパートの外壁塗装は何年ごとがベスト?
入居者維持や物件の価値維持の観点から、10年に1度の塗り替えが目安です。劣化サインが出ていれば、早めの対処が空室リスクの低下にもつながります。
“10年で早すぎる”かどうかは建物次第|建物診断はマークにお任せ
外壁塗装は、一般的に10年ごとに実施するの傾向が強いものの、建物の状況次第では、それよりも早めに再塗装をした方が良いケースもあります。
【株式会社マークからのご案内】
株式会社マークでは、アパートを対象に無料の外壁診断・複数プランの見積もり提案を行っています。神奈川エリアで実績多数、しつこい営業も一切なし。まずはお気軽にご相談ください。
▶ 株式会社マークにアパートの外壁塗装や大規模修繕工事を無料相談する
▶ 外壁塗装メニューや費用目安をチェックする
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監修・執筆|この記事は株式会社マークの編集チームにて作成しております。なお掲載している国・住宅金融支援機構等の情報は最新情報にもとづき適切に編集を実施しています。